[そら豆] 打越緑一寸 1dl(およそ25粒) サカタのタネ(株)

[そら豆] 打越緑一寸 1dl(およそ25粒) サカタのタネ(株)

販売価格: 770円(税込)

特性


1.3粒莢率が高く、総着莢数の多い多収型品種です。

2.莢の色は濃緑色で光沢があり、むき実の色も濃緑です。

3.莢はやや細身でスマートですが、むき実は3粒前後の大きさでそろいます。

4.青果用として粉質で食味がよいです。

5.むき実販売でパック詰めしたときに緑色が引き立ちます。

6.草勢は中程度で「打越一寸」よりややおとなしいです。熟期は「打越一寸」と同程度の中早生品種です。




適応性


土壌適応性は広いですが、保水力のある埴壌土で耕土の深い地力のあるところがよく、土壌酸土pH6.5〜7.0が適します。生育適温15〜20℃で、耐寒性は比較的強いほうです。

作型は秋まき栽培から暖地のハウス・トンネル・露地での早出し栽培、高冷地の春まき栽培に適応性があります。





播種

発芽適温は20℃前後です。排水のよい無病の床土に播種します。水に浸漬して播種すると発芽がわるくなるので、浸漬せずに直接オハグロ部分を下にして種子が隠れる程度の深さにまきます。播種後、十分かん水して敷ワラや新聞紙などで覆い乾燥を防ぎます。



本圃の準備

連作をきらうので3〜4年の間隔をあけて栽培します。ソラマメは根粒菌による窒素供給があるので窒素肥料はやや少なめとします。元肥は緩効性肥料を主体に10a当たり成分で窒素8〜9kg、リン酸12kg、カリ8kg、堆肥2t、苦土石灰120kgを標準とします。pH6.5〜7.0の土壌を好むので酸性度を加味して加減します。水田裏作は高畝で排水をよくし、肥料は2〜3割増やします。追肥は開花少し前の整枝時と着莢最盛期に窒素、カリを3kg程度施用します。





定植


定植時の苗の大きさは、本葉2〜3枚が適期で、大苗になると活着がわるくなります。栽植密度は畝幅150cm、株間40〜50cm、10a当たり約1,300〜1,700株が標準です。

直まきは、鳥害の予防や乾燥防止のため2cmくらい覆土する深さにまきます。なお欠株の補植用として圃場の隅に2割程度まいておきます。





栽培管理


整枝は、蕾が見え始めたときに、芯止まりの枝を除き、早く出た太い枝を5〜8本残し他は摘除します。その後も無効分枝(ほとんど着莢しない枝)が出てくるので取り除きます。また、同時に土寄せを行うことで無効分枝を抑え、風などによる株の裂けや倒伏を防ぎます。受光態勢や風通しをよくすることで、大莢で高品質のソラマメを生産することができるので、株元まで光線が十分当たるようにやや扇型に誘引します。摘芯は莢の肥大促進やアブラムシなどの予防のために、最下着莢節位から数えておおよそ12節目で摘芯します。





病害虫防除


赤色斑点病、輪紋病、さび病、ウイルス病が発生するので予防に努めます。




収穫


光沢が出てきて縫合線が黒くなり、莢が上向きからやや下向きになったころで、オハグロ部分にわずかに黒いスジが見えるころが適期です。




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